完璧じゃなくてもいい

こんにちは。

自分のことを少し書きます。
私はこれまで、勉強においても、仕事においても、「やるからには完璧に」したいと思って取り組んできました。
例えば、試験問題で7割正解すれば得られる資格があるとします。
これまでの私は「受けるからには一発合格。全問正解にできるだけ近づけなくては」と、確かな自信がつくまで学習を重ねてからでないと試験を受けませんでした。
「7割でいいんだから7割を目指す」勉強をする人もいらっしゃいます。
でも私にはそれはできなかった。心配で、不安で、耐えられなかったのです。

でも、完璧でなくてはいけない理由は一体なんなのでしょう?
試験の目的は資格の知識が大まかについていることを確認することです。7割把握していれば資格を与えると主催者は言っているのです。
それなのに私が勝手に「一発合格。完璧に」という縛りをつけていただけ。
自分で自分を苦しめていたのです。
これが続くとどんどん苦しさが募ってストレスが多くなってしまいますし、うまくいかなかったときの挫折感も大きくなってしまいます。

だから私は、「完璧に」という考えを手放すことにしました。

そもそも人は完ぺきではありません。この世に完全で完璧なものって存在するのでしょうか。
完璧じゃなくてもいいんです。
不完全な自分を認めて受け入れること、そして、完ぺきではない自分を愛おしんであげることが大事だなと思います。

投稿者プロフィール

神村 奈緒美
神村 奈緒美くれたけ心理相談室(富山支部)心理カウンセラー
無理に何かを変えるのではなく、まずは、今のご自身の気持ちに気づき、少しでも心が軽くなるようなお手伝いができればと思っています。

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