思い立ったが吉日②ー竹田の大きな油揚げー

先日、丸岡城を観に行ったお話の続きです。
お昼時になってお腹がすき、せっかくなら地元の名物を食べようと向かった先は谷口屋さん。
大正14年から続く油揚げと豆腐のお店で、TV番組でも取り上げられたことのある人気店。
私が訪れたときも、たくさんの人が順番待ちをしておられました。

谷口屋さんの名物は「竹田の油揚げ」
手の指を広げたほどの大きさがあり、厚みも3cmほどあります。重さは約300gだそうです。

あげ1枚御膳を注文しました。
油揚げ、絹豆腐(冷奴)、油揚げの煮物、油揚げの佃煮、油揚げのお味噌汁、大根おろしとごはんとお漬物。
大豆尽くしの御前です。
油揚げは、外はカリッと、中はふわっとジューシー。そして脂っこくない。

一品一品、こだわって作られているそうです。
私も一品一品、香り、食感、味、温度などをしっかりと味わいました。
旅先での食事は、旅の思い出として強く印象に残ることが多くて、
「あの時、誰と一緒に食べたな」とか
「こんなことがあったな」とか
記憶をよみがえらせる鍵のような役割をしてくれます。

御前の箸袋には「よぅ来なったの~。」の文字が。
方言の柔らかな響きに、なんだかほっこりとした気持ちになり、
お腹とともに心も満たされた感じがしました。

御前

投稿者プロフィール

神村 奈緒美
神村 奈緒美くれたけ心理相談室(富山支部)心理カウンセラー
無理に何かを変えるのではなく、まずは、今のご自身の気持ちに気づき、少しでも心が軽くなるようなお手伝いができればと思っています。

コメントはお気軽にどうぞ