焼いもの自動販売機
セミナーの帰り道に、富山駅北の公園で「焼いもの自動販売機」を見つけました。
驚いて二度見してしまいました。
オレンジの自動販売機は見たことがあったのですが、焼いもは初めて。
温かいのと冷たいの、両方売ってるんだなぁ、面白いなぁ。
そう思ったら、誰かに伝えたくなったので写真を撮りました。

そういえば、しばらく焼いもを食べていないことに気付きました。
子どもの頃は冬になると、台所のストーブの上にアルミで包んだサツマイモをのせて
焼いもをよく作っていました。
時折ころがして、まんべんなく火が入るように、焦げないように、
「まだかなぁ?」とワクワクしながら焼けるのを待っていました。
今の焼いもは密芋が主流で、甘味が強くてしっとりしていますが、
昔のは、甘さは控えめでサツマイモ本来の優しい味がして、
一緒に水分をとりながらゆっくり食べないと喉が詰まってしまう、
どちらかというとパサパサしたお芋でした。
でも、当時はおいしかったんですよね。
皮がちょっと焦げて、香ばしさや苦みがあるのもご愛敬で。
ストーブを囲みながら、誰かと一緒に焼いて調理するのが楽しかったり、
みんなで一緒に食べたのが嬉しかったり。
「誰とどんな気持ちで食べるのか」が、本当のおいしさを決めるのかもしれません。
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