得意料理は特にありません

会話の中で、「得意料理は何ですか?」と聞かれることがたまにあります。
私は、特にこれといった胸を張れる一品をもっていないので、
いつも少し言葉に詰まってしまいます。
この返答じゃ会話が膨らまないよなぁと思いつつ、
嘘をついたり見栄を張ったりするのもおかしいので、
「得意なものは特にないんですよね。」と返しています。

普段どうやってメニューを決めているかというと、
・Instagramで見かけておいしそうだなと思ったものを試してみる
・スーパーでお手頃価格の物を組み合わせてみる
・「あれ食べたいな」と思いついたものを作ってみる
・冷蔵庫にある食材でありあわせを工夫する

そんなふうに気ままに作っているので、こだわりや自慢の一皿がないんですよね。

それをちょっと格好よく言うと、
「私のメニュー決めには柔軟さや創造性があり、レシピに囚われずその時ある物や気分に合わせて、
自分の心に沿って料理をしているのです。」
ということになるのでしょうか。

この言い方なら、得意料理がないことを自分の強みとして捉えられそうですね。
同じ一つの事実なのに、捉え方ひとつで見え方がこんなに変わる。

自分に自信が持てる方の捉え方を選べたら、心が軽くなるのではないでしょうか。

投稿者プロフィール

神村 奈緒美
神村 奈緒美くれたけ心理相談室(富山支部)心理カウンセラー
無理に何かを変えるのではなく、まずは、今のご自身の気持ちに気づき、少しでも心が軽くなるようなお手伝いができればと思っています。

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